深紅の紫檀簪——伝統技法が紡ぐ「日常に溶け込む上質な時間」

 小葉紫檀の雅 ~時を超える木彫りの輝き~

中国明代より「帝王木」と称された小葉紫檀。その深淵な紫紅色と緻密な木目を活かした最高級簪が、伝統工芸の技と現代の実用性を融合させて誕生しました。樹齢300年を超える原木から厳選した心材のみを使用し、(檀の木 かんざし)職人が3ヶ月かけて自然乾燥・加工を施すことで、割れや歪みに強い特性を実現しています。

最大の特徴は年月と共に深まる光沢。表面には蜜蝋を7回重ね塗りし、指紋が付きにくい仕上げを施しています。簪の重量は28gと軽量ながら、先端の45度曲線加工が髪に絡みやすく、束ね髪やアップスタイルを華やかに固定。丸みを帯びたフォルムは頭皮を傷めず、日常使いに最適です(木の櫛)。


檀の木 かんざし

伝統的な「透かし彫り」技法を応用したデザインでは、簪の側面に雲紋(うんもん)をあしらい、動きに合わせて陰影が変化する工夫を凝らしました。長さ15cmのシルエットは漢服の広袖と調和しつつ、現代風の服裝にも映える「和洋折衷」の美を表現しています。

手入れは年に一度、オリーブオイルを柔らかい布で塗布するだけでOK。(櫛の材料の木)抗菌作用に優れた紫檀の特性から、江戸時代より「髪の健康を守る木」として珍重されてきた歴史があります。桐箱入りの仕様で、卒業式や七五三の記念品としても人気。経年変化を楽しむ「生きるアクセサリー」として、末永くお使いいただけます。

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